SFC修行2020from名古屋|Day3_中部-石垣-中部 + EVA01

Day3 2020/02/11

修行も3日めに突入。
この日は修行僧の通過儀礼とも言えそうな、いわゆる石垣タッチ」を敢行する予定となっていて、これが全行程で唯一の「同一機材折返し」となるのでドキドキです。ご多分に漏れずプレミアムクラスですし、いわゆる「おかえりなさいませ」をCAさんに言われせてしまうフライトになるかもしれないわけですね。

さて、セントレアの石垣便は11:45発と遅めです。この日は祝日とあって駐車場料金無料のサービスも受けられませんので、少しでも交通費を抑えられたらという思いもありめずらしく電車で空港へと向かいます。

名鉄,セントレア
朝のラッシュアワーが過ぎてるからか、ミュースカイ(全車指定特急)ではなく「空港へ向かいます!」感のない急行にしたからなのか、いつにも増してガラガラの車内で仮眠をとってるうちにセントレアに到着。やっぱり寝て行けるのがいいですね、電車は。

この日乗る石垣便はプレミアムクラスなので、せっかくだし悪評高きセントレアのJAL/ANA共同ラウンジを使ってみようと少し早めの到着です。おかげで、美味しいものがたくさんありそうなこの物産展もまだオープンしていませんでした。どうせこの修業でお邪魔するような土地のお土産が大半なのかと思いますけどねw

セントレア,物産展,催事,中部国際空港
保安検査の前に、ひさしぶりに展望デッキへ。

やはり昼間は朝より少なくて寂しいですが、それでもやっぱり国際線はいろんな塗装の飛行機があって楽しいですね。中型機以上が多いですし。それに対してセントレアの国内線は…ほとんど流し見で終わらせてしまう、航空ファンの風上にも置けない僕でしたw
737のANAかJALばかり(遠めでLCCの320が少し)ですもん…(´-ω-`)

セントレア,国際線,展望デッキセントレア,国際線,展望デッキ
さて、色とりどり(と呼ぶほどのことでもないですが……)の海外エアラインの飛行機を一通り見たその足で保安検査へ。

LEG.06 NGO-ISG(中部→石垣)

いつも引っかかるセントレアの保安検査ですが、この日はもう最初からベルトを外して通り一発通過です(いつもやれよ)!

セントレア,制限エリア,フライトスケジュール
搭乗口は9番とかなり近いことを確認。ギリギリまでラウンジに滞在できます。「ずっと滞在していたくなるようなラウンジだったらなぁ……」なんてことを思いつつ、ラウンジへ。

セントレアの国内線ラウンジは保安検査を抜けたら右手すぐなんですよね。じつに近いのはいいのですが、日本第三の都市(異論は認める)名古屋の面影はまるでないほど力の入っていないラウンジです。

セントレア,国内線,ラウンジ
じつは以前一度だけ利用したことあるのですが「あぁ……なるほど」と納得でした。狭く味気ないインテリア、そして最低限のサービスは「そりゃJAL/ANA共同になるわなぁ……」という感じです。ホント残念ですよねー……。仙台空港はまだしも、より人口の少ない小松空港にもあって、それどころか岡山、広島、松山といったわりと近いエリア内にある中規模の空港にまでANAラウンジはあるというのに、日本第三の都市である名古屋の国際空港にはないなんて、あんまりじゃないですか? ANAさん(´;ω;`)ウッ…
まぁたしかに東京にも大阪にも新幹線や車で日帰りで行けてしまう土地柄なため、ヘビー利用するビジネス客が極端に少ないからということはわかるのですが……。

かといって仮にANAラウンジかサクララウンジのどちらかだけができたとしたら、もう片方の航空会社のステータスホルダーはめちゃめちゃ歯がゆい思いをしますしね。だからって両方作るなんてスペースもないんでしょうし(見た感じありそうですが……)。
なので、もういっそANAとJALが共同でとんでもないクオリティのラウンジを作って欲しいくらいです。あるわけないですが……。

というわけでラウンジへイン。

セントレア,国内線,ラウンジ
……ふーむ。あいかわらずなんとも味気のない……

コスパを考えればビールがいいんでしょうが、あまりお酒には強くなく朝からビールを飲む勇気もなく、アイスカプチーノを飲みながら愛機のMacにてすっかり遅れてしまっている修行記を執筆。

セントレア,国内線,ラウンジ,カプチーノ
あっという間に搭乗時間が迫ってきたため慌てて退室し、搭乗口へ向かいます。

セントレア,国内線,搭乗口
このフライトはプレミアムクラスなので、いつもと違う「グループ2」での早めの搭乗。やっぱり早めに乗ることができるのは余裕があっていいですね。

そして定刻どおりに離陸――

セントレア,石垣,志摩
石垣行きのロングフライトですが、プレミアムクラスなので食事が出るんですね。国際線のビジネスクラスなどで陶器で提供される豪華な食事のことを思えば少し寂しいですが、それでもやはり機上での食事は大きな楽しみです。
先程も書いたように僕はあまりお酒は飲めないですし飲めたとしても味もよくわからないつまらない男なんですが、せっかくですのでシャンパンをお願いしました。昼間からお酒を飲むなんて、ほとんど経験がないことですw これもまた修行の醍醐味ですね!

中部,石垣,機内食,プレミアムクラス,737
食事を食べ終え一息ついた頃、CAさんが話しかけてきました。

「〇〇様、お戻りもこちらの飛行機ということですので――」

と、帰りの便についての案内でした。

「……バレてる!」

予想外のタイミングで修行僧だということがバレてることを伝えられてしまったので、わりとテンパってしまってその後なにを言ってるのかあまり聞いていませんでしたw たしか「ご案内します」や「お気をつけください」か、そんなことだったとは思うのですが……。
帰りの便に登場する際に「おかえりなさいませ」と言われるかもしれないということを気にしてましたが、まさか石垣到着前に辱めを受けてしまうとは。
ま、乗客の乗り継ぎ情報を把握してることなんて当たり前ですし、もしなにも言われなかったとしてもバレてることは確かなわけですし。むしろ逆にそれで必要以上に気にする必要もなくなりスッキリすることでがてきてよかった、と気持ちを切り替えました。

……ま、石垣便なんてゴマンと修行僧が乗ってて周知の事実でしょうし、いまさらなにを恥ずかしがることもないんですけど。

さてフライトも2時間半を超えようかという頃には、すっかり眼下には南国ムード満点の景色が広がるようになってきました。

中部,石垣,水納島

これは水納島ですね

そんな中どんどん石垣島が大きくなってきて……

石垣島石垣島
到着!

他に駐まっている飛行機もほとんどなく、のどかな雰囲気ですね。那覇空港とはまるで別世界です。

石垣空港

こんなにきちっと並んで出迎えてもらえるのはいいですね

この日の石垣は、写真をご覧いただいてもお分かりのようにあいにくの曇り空だったのが残念でした。天気がいいときはこの何倍も美しい景色なんでしょうねー。この修業で石垣に来るのはこの日が最初で最後だったので、晴れた日の景色が見られないのが本当に残念でした。まぁそれは解脱後に、いずれまたゆっくり滞在しに来るときのお楽しみということで。

乗り継ぎ時間

この次のフライトは中部への折返しで、出発時間までは40分ほどしかありません。といっても自由に動けるのは実質10〜20分程度です。

石垣空港
これは意外と忙しいぞと、まずはこの空港に来たらお約束となっているアレを撮りに外へ。
トイレへ寄ってから出た屋外は、やはり曇りということもありそれほど暑くありません。修行初日の那覇の暑さが非常にインパクトが強かったので、「石垣は暑くない」なんていう情報が刷り込まれてしまいそうでした。

石垣空港
さて「アレ」の前は大人気で、ポーズを撮りながら記念写真を撮ってるグループや、その場所が空くのを待ってる方などが3組ほどいました。グループの方たちは何度も撮り直しをするなど意外と時間がかかってる状況。

……いや、南国に来ての記念写真なんだから、テンションも上がるしいい写真を撮りたくなるのは当然なんですけどね。でもこちらは刻一刻と帰りの時間が迫る身です。到着したばかりなのにw

数ポーズの撮影を終えた頃、被写体の数人が「撮れ具合」を確認するためカメラの元へと少し離れたスキを見計らって、高速でパシャリ。

石垣空港,定番
なんともリゾート地の記念撮影とは程遠く、光速で撮影完了。ついにこの僕も、修行僧のみんなが収めてきたこの写真を撮ることができました。
「あぁ、例のグループはまた別ポーズで撮影タイム再開したよ……。場所が空くのを待ってる(修行僧の雰囲気を感じる)方は大丈夫かなぁ」なんて気にしつつ、流れるように石垣土産を買いにターミナル内へ戻ります。

お土産が売ってるのは、ターミナル内には左右に一店舗ずつという感じでしょうか? コンパクトな空港なのでお店を探す必要もないのは助かりました。
初めて来た石垣なので、沖縄でも買える物ではなく「石垣ならでは」の物を買って帰ろうと物色し始めると、帰りに乗る便の保安検査締切まであと5分」とのアナウンスが。

……めっちゃ焦りました。

まだ買う物の候補も絞れていない状況でしたからね。保安検査場の場所も状況もなにも把握していない状態でしたので、ゆっくりと選んでいるような暇はありません。ひとまず周りを見回して目についた物を手に取り、サクッと買い物完了。そのまますぐ保安検査場へ向かうべく、案内表示に従って2階へ。

LEG.07 ISG-NGO(石垣→中部)

保安検査は待ち時間がほとんどなかったため、無事締め切り前に通過。なんとかギリギリ間に合いました。

いやー、折り返しの乗り継ぎって思ったよりも全然時間ないんですねー。全然時間がありませんでした。
同一機材なのでふつうであれば乗り継ぎに失敗することはないわけですが、本当に降りてすぐ乗る感じになるんだということがわかりました。いい経験となりましたね。

さて、搭乗開始です。
搭乗口の前は少しでも早く乗ろうと並ぼうと思っているのか、かなり立っている人で溢れかえり混雑していました。椅子が足りないんですかね? どんな椅子がどれだけあって、どれだけの人が待っていたのかなどはまったく見れなかったのでわかりませんが……。

石垣空港,国内線,搭乗口

と、そんな人たちを横目に「グループ2」で早めにゲートを通過。

機内に乗り込むとき、やはり少しだけ頭をよぎりました。「おかえりなさいませ」と出迎えられるのかなぁ、と。
もうバレてるのでドキドキはなかったものの少し気にしながら乗り込むと、僕のひとつ前の方に対して出迎えてくれたCAさんが「おかえりなさいませ」と挨拶。

「来たっ!」

――とその直後、他の乗客の方に呼び止められたためそのCAさんは一瞬そちらへの対応に。

……そのおかげで僕は出迎えられることなく着席することに成功。
いや、成功も失敗もないんですけどね。というか、むしろ逆に「おかえりなさいませ」って言ってほしかったなぁ、なんていう思いが出てきて少し残念な気持ちになりました 。貴重な経験ですからねー。どうせもうバレてたんだしw

ボーディングブリッジを渡ってるときからわかっていましたが、着席後となりのスポットに駐機されている787をパシャリ。

石垣空港,787

ホントいろんなところで見るんですよ。まったく珍しい飛行機でもなんでもないんです。
なのに……この機体とはホント縁がないんですよねー。国内線では基本飛んでないセントレアでも、成田便なら乗れるのに運が悪くて乗れなかったという僕自身の運のなさも含めて、ホントに縁がありません。
この修業では787に乗る予定を二度していますが、昨今の新型コロナウイルス絡みで欠航や機材の小型化などで結局乗れないまま終わってしまうんじゃないかとすら思っています……。そうならないことをいまは祈りたいですね。

というわけで、定刻どおりに離陸。

石垣空港,石垣島
生まれて初めての石垣島は、空港の出入り口の付近に数分出ただけで、トータル小一時間程度でお別れとなりました。またいつか、今度は2〜3泊でゆっくり来たいですね。

まだ上昇している頃、眼下に滑走路のある丸い島が見えてきました。

多良間島
これは「多良間島」という島のようですね。この写真の上の方に見えている島は、行きのときに見えた「水納島」です。飛行機の窓から地上を眺めてると、空港だけはすぐに見つけられるなーといつも感心してしまいます。やっぱりそれほどあの真っすぐ長く伸びた滑走路は、地上にある物の中では圧倒的な存在感なんですよね。そのたびに「やっぱ空港ってすげぇっ!!」なんて子供のように感激したりしてることは秘密ですw

空,雲海

こんな感じの雲を見ると「わた菓子作る機械みたいだなー」なんて思っちゃいます

水平飛行に移った後、ほどなくしてプレミアムクラスの軽食サービスが始まりました。このフライトではこんな感じのメニューです。

プレミアムクラス,軽食,デザート

左上のやつが死ぬほど美味しかったですね。食べごたえありましたし。

……わりと食にはこだわりがなく、なにを食べても美味しいと思ってしまう貧しい舌の持ち主なので、機内食などの詳しいリポートは省略気味になることをお許しくださいm(_ _ )m

さて、この折返し便は夕方なんですよね。夕方といえば……夕焼けが見えるかもしれません。
子供の頃から夕方のフライトはものすごく好きだったんですよ。もちろんこの時間に乗るからには、綺麗に夕焼けが見える側の席を抑えておきました。

夕焼け,トワイライト

美しいトワイライトフライト……!

航路と太陽の位置関係で、日が沈む一番”美味しい”部分がかなり後方という「角度」になってしまったため少し残念でしたが、それでも十分美しい夕焼けを堪能させていただきました。

毎日見ても飽きませんね、たぶん。

セントレアが近づき徐々に高度を下げてきた頃、山の尾根に連なるこんな風力発電機群を見送りつつ……

風力発電

到着!

セントレア,中部国際空港,到着ロビー

これにて修行第三日目、中部→石垣→中部の2レグが終了です。あとは帰宅するのみです。

エヴァンゲリオン特別仕様「ミュースカイ」

……が、修行とは関係ありませんが、この日は最後にもうひとつ目的がありました。

セントレア,名鉄,ミュースカイ,エヴァンゲリオン

……わかりにくいw

セントレアの駅のホームは安全性MAXの、ホームドアならぬホームガラスウォールですからね。ガラスの壁が完全防備を誇っているため鏡のような映り込みで車両が全然見えません……。この写真も、このおっさんがその場所に立ち止まった一瞬を捉えてなんとかギリギリ見えるショットを抑えられたんです。
ガラスのないドア部分なら綺麗に撮れるんですが、象徴的なもの(ロゴや文字)がないのでわかりづらいですしね……。

セントレア,名鉄,ミュースカイ,エヴァンゲリオン

とはいえ、これだけでもご存知の方は十分におわかりだと思います。エヴァンゲリオンのラッピングトレインです。

はい、じつは僕、エヴァヲタでもあるんです。
とはいえあまりグッズなどには興味もなくて作中に出てくるメカなどのデザインや色遣い、フォントの使い方などがものすごく好きだというちょっと変わった愛で方をしてるヲタなんです。このあたりはグラフィックデザイナーという職業病もあると思います。もちろんストーリーも好きですけどね。キャラに対してはべつにストーリーを楽しむ上でいろんな感想や意見は持ってますが、それ以上の感情はありませんけどw

あまりにもひどい写真しか撮れなかったので、写真撮影は名古屋駅到着時に懸けることにしました。名駅のホームならフルオープンで撮影できますからね。その名駅は、方面別に1本ずつしかなくめちゃめちゃ狭くて混み合いわかりづらさMAXという悪名轟いてるホームですが、降車側のホームは降車と特別車両の乗車専用になっているのでわりと空いてるんです。

そして名駅に到着後……

セントレア,名鉄,ミュースカイ,エヴァンゲリオン

無事撮影成功!
「目」が赤いのが暴走を連想していい感じですねー。内装はたいして特別仕様でもなかったですがw、でも乗ることができてよかったです。

なおこのエヴァ特別車両、今月9日に終了していますm(_ _ )m

合計プレミアムポイント

はい、そんなわけで最後は修行と関係のないオマケがありましたが、この日のフライトでPPの合計はこんな感じになりました。

プレミアムポイント,ANA,PP

ようやく1万に到達! これで五分の一ですね。
のんびりのんびり行きますよ♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。